今回は、仮想通貨取引所の1つであるcoincheck(コインチェック)の危険性について説明していきたいと思います。
◇coincheckが危険と言われる理由
◻クリーンなイメージが有る一方・・・
現在、日本の仮想通貨取引所で不動の地位を築き上げているcoincheck。
最近では、タレントの出川哲朗が出演しているテレビCMが放送されており、クリーンなイメージが強いですよね。
しかし2018年1月現在、未だに金融庁から仮想通貨取引所としての認可が得られていない状態にあります。(現在申請中)
仮想通貨交換業者は金融庁の認可が下りない限り、運営できない仕組みになっています。
BitflyerやZaifなどの11社の仮想通貨取引所では、2017年9月29日にホワイトリスト入りを果たしており、2017年12月1日にも新たに4社が追加されています。
現在は15社が仮想通貨交換業者として認められていますが、ここに『coincheck』の名前は入っていません。
時間が経っても認可が得られていないため、利用者からは不安の声が相次いでいます。
◻認可が下りなかった場合の最悪のシナリオ
最悪のケースを考えた場合、「金融庁から仮想通貨交換業者として認められなかった」なんてことも有り得ます。
そうなるとcoincheckは、日本での運営が終了し、これまで利用者が保有していた仮想通貨が一気に消えてしまう可能性も出てくるのです。
また、それによる仮想通貨市場の大暴落も起こり得ます。
これは、あくまでも最悪のシナリオなので、真実はまだ分かりません。
しかし、そういうリスクが孕んだ取引所だという事は、覚えていたほうが良さそうです。
◇なぜ認可が下りないのか
◻扱うコインの種類が多い
認可が下りていない理由に、扱っているアルトコインが多いことがあげられます。
大手取引所のBitflyerが扱う仮想通貨が6つ、それに対してcoincheckが扱う仮想通貨が13もあります。
安全性の高い仮想通貨なのかを確認することも金融庁の仕事なので、一つ一つ確認するとなるとかなりの期間を要します。
そのため、認可が下りるのに時間がかかっているのではないかと言われています。
とは言っても、ほぼ同数のアルトコインを扱う『Zaif』では、既に認可が下りている状態なのです。
ですので、扱うアルトコインの数は関係ないと思われます。
「それじゃあ何が原因なんだ!」
そう思う方も多いでしょう。
しかし現在、原因が分かっていないため、一部利用者の間で「閉鎖するのではないか」とささやかれているのです。
◇どの取引所を利用すべき?
◻Bitflyer(ビットフライヤー)
Bitflyerは、金融庁の認可が下りている取引所です。
また、テレビCMも放送されていたりと信頼のおける取引所です。
Bitflyerは、公式のアプリケーションも配信しています。
仮想通貨の取引がスマホのアプリで行えるため、非常に便利です。
◻Zaif(ザイフ)
Zaifもおすすめです。
金融庁の認可も下りていますし、扱う仮想通貨の種類も豊富で人気の取引所です。
Zaifの場合、アプリ配信を行っていませんが、インターネットから取引が行えるためこちらもスマホでの取引が可能です。
◻その他(金融庁の認可を得ている取引所・2018年1月現在)
・マネーパートナーズ
・QUOINE
・ビットバンク
・SBIバーチャル・カレンシーズ
・GMOコイン
・ビットトレード
・BTCボックス株式会社
・株式会社ビットポイントジャパン
・株式会社フィスコ仮想通貨取引所
◇まとめ
今回は、coincheckの危険性について説明してきました。
coincheckは、人気のある仮想通貨取引所であるだけに早く認可が下りて欲しいですね。
利用者の方も、これからの利用を考えている方も、今はまだ危険な状態であるため、心構えを持って利用しましょう。
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