ASUSは、基本的にコストパフォーマンス重視の製品を扱っている企業です。
とは言うものの、どうしても気になるのが『VivoBook 11.6インチ E200HA』。
2〜3万円で手に入る分、どうしても疑いの目から入ってしまいます。
すぐに壊れたりはしないか?性能はどうなんだ?などなど。
そこで今回は、VivoBook E200HAを個人的な観点からズバズバと評価していきたいと思います。
◇CPUの性能が低い
CPUを簡単に説明しますと、コンピュータの制御や演算、更には情報転送を管理する中央処理装置になっています。
つまり、CPUの性能が低ければ低いほど、パソコンの性能も低くなるということです。
VivoBook E200HAのCPU性能はと言うと、正直なところかなり低いです。
そのCPUが『インテル Atom x5-Z8350』です。
このAtom x5-Z8350は、オフィスソフト(Word・Excelなど)の使用ですらもたつく劣悪な性能です。
⇩下記のサイトでより簡単に説明されています。
このサイトによれば、『iPhone 7』や『Galaxy 8』よりも劣っているCPU性能だとのこと。
更にマルチタスクなども厳しいみたいなので、重たい作業はほぼ不可能と言えるでしょう。
しかし、欠点ばかりではありません。
消費電力が2W程度なため、バッテリー駆動時間が伸びます。
そのためVivoBook E200HAのバッテリー駆動時間は、9.5時間という長時間を実現しています。
また、CPU自体が非常に安価であるため、2〜3万円で手に入るパソコンとなっています。
◇ストレージ容量が少ない
VivoBook E200HA本体のストレージ容量は、非常に少ないです。
そのストレージ容量が32GBであり、数あるノートパソコンの中でもトップクラスの少なさです。
容量数が少ない場合の欠点は、スマホを想像すると分かりやすいです。
例えばアプリをダウンロードしすぎた場合、いずれダウンロードできなくなりますよね。
写真や音楽の場合も同じです。
ストレージがいっぱいになれば、何かを削除して容量を確保しなければいけません。
これがストレージ容量が少ない時の難点です。
32GBという数字が多いか少ないかは、人によって変わってきますが、個人的には少ないと感じました。
「32GBもあれば大丈夫だ」という方も実際に使ってみると、そうでなかったりします。(スマホとパソコンは別物ですからね)
ですが、VivoBook E200HAにはSDカードスロットが搭載されているため容量を増やすことができます。
SDカードは32GBのものが付属しているため合計で64GBになりますが、それよりも増やすことが可能です。
SDカードスロットがあれば、容量問題は解決しそうです。
◇結局VivoBook E200HAは買いの製品なのか?
今回は、VivoBook E200HAに対して私が感じたことをズバズバと語ってきましたが、良いところももちろんあります。
長時間駆動するバッテリーや拡張機能、そして格安という様々な魅力を持つパソコンです。
しかし、気になるところは『買いの製品なのか』ということだと思います。
もちろん全ての方におすすめできる製品ではありません。
おすすめできる方を下記にまとめてみました。
◻こんな方におすすめしたい!『VivoBook E200HA』
・予算が少ない
・ネットサーフィンを中心に使う
・簡単な作業(文章作成など)に使いたい
要するにこんな感じです。
万人にはおすすめできませんが、使用用途を考えた上で負荷のかかる作業をしない方であれば、ピッタリの製品です。
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